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毎日、完全醗酵(して生きたい日記)

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澄敬一さんの「MONOPHONY」展

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 先日、表参道のDEE'S HALLで行われた、とても尊敬しているアーティスト・澄敬一さんの個展「MONOPHONY」に行ってきました。

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 壁にかかっているのは、美しい白木の黒板、と額。手前の、1940年代に使われていた計量用のガラスケースも、見ていてうっとり。

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 拍子が刻まれる度に、カチッという音とともにネオン管の「電気花」が光るメトロノーム。

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 「耐震本棚」。どこかで見たことがある形だと思ったら、お蕎麦の出前に使われる「おかもち」でした。(笑)

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 「本を洗う」ランプ。蛇口を捻ると、優しい光が本を照らしてくれます。

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 裸のメトロノーム。手作りロボットのようで、今にも動き出しそう。

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 美しい鏡。ものすごく欲しかったです・・・

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 拡大鏡。澄さん曰く、細かい部分の処理に便利だそうです(鼻毛)。

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 携帯用オタマ。

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 大好きな、澄さんの「ボンボン時計」。

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 数々の美しい「鳩時計」を作られて来た澄敬一さん。今回のハト(お母さん鳥)は、あんな高いところに・・・ 絶妙で愛らしく、活発な動きをしながら、卵を守っていました(笑)。

 今回の展示のタイトル、「MONOPHONY」の言葉の意味は「単音」。単音というと、音楽を先に想像してしまいますが、単音(音)は「振動」でもあります。今回の真のテーマは「地震」「津波」なのだそうです。
そうかあ・・・ だからお母さん鳥は、あんな高いところに巣を作っていたのかあ。
 
 美しい作品の数々を観せて頂き、どうもありがとうございました。今年もまた、目と心を美しいもので満たして頂きました。
 
by kanzenhakkou | 2011-10-21 00:15 | アート
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