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毎日、完全醗酵(して生きたい日記)

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カテゴリ:未分類( 112 )

明けましておめでとうございます!

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 年末年始は、旅行に行っていたいとこ家族のわんこを預かって、東京でのんびり過ごしました。
大晦日ディナー。レンズ豆(父作)、玄米のトマトピラフ、サラダ、オリーブパン。

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 うとうと可愛く昼寝するタオちゃん。

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 これは、母作・浸し豆。

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 母作・黒豆(三重県・近藤けいこさんの黒豆)

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 これは、新年のおせち料理二日目。(例年通り、家族の好きな物しか並びません。笑)
元日は、白味噌と大根・里芋のお雑煮(父方が関西なので)。この日は、おすましと玄米焼き餅でした!黒豆とお雑煮は私の大好物です。

 毎日、美味しく食べた幸せな年末年始でした!2011年は壮絶な年で、あっという間に時間が過ぎて行きました。今年も気が抜けませんが、2012年もどうぞよろしくお願い致します!
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by kanzenhakkou | 2012-01-06 00:24 | Comments(4)

シンチレーションサーベイメータが届きました!

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 ついに我が家にシンチレーションサーベイメータが届きました!
日本製・クリアパルス(Mr.Gamma A2700)。高かったので、親に借金をして購入してしまいました(月々返済。笑)
 ガイガーカウンターは(夏に家族が購入した)、0.1μSv/h以下では、高めに出たり、誤差が大きいので、シンチを購入することにしました。
自宅のリビング(室内):0.062μSv/h

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 家の外:0.091μSv/h。[11/15 渋谷区上原]

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 家の下の雨樋: 0.3μSv/h・・・ [11/15 渋谷区上原] やっぱり高い・・・

 雨樋の下などは、雨が濃縮され、放射性物質が溜まっています。お子さんのいる方は、子供がそういう場所を触れたり、その手を口に入れたりしないように、気をつけて欲しいです。

 神戸大学の山内知也教授(放射線物理)は、0.16μSv/hを超える線量が測定された場所は、外部被曝のみで年間1mSvを超えるので、ただちに土壌の改良と除染作業を行うことを提言されています。→ 東京都と江東区宛の「緊急要望書」

 因みに、足立区や葛飾区などでは、独自の基準で0.25μSv/時を超えた砂場は使用禁止になっています。(その「独自の基準」自体が高すぎて心配・・・)

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 これは、週末に行って来た山梨県の林で測定した時の写真:0.03μSv/h。低いっ!
 
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 山梨県(西部)は、大体0.03〜0.04μSv/時でした。
0.042μSv/時。
 
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 0.037μSv/時。

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 場所によってはこんなところも・・・0.025μSv/h(感動)

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 福島第一原発での事故以前の日本の自然放射線量は、平均約 0.03〜0.04μSv/時でした(関西などの比較的高い地域でも0.05μSv/時台)。
 これは、以前、文科省が国民に貸出ししていた放射線測定器「はかるくん」の添付資料です

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 車内は、常に低かったです!

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 (車内の写真2)

 私は、大学などで放射線物理を勉強した訳ではないので素人ですが、色々な専門家が言っていることを読んだ中で、自分が判断基準にしていることをまとめてみました:

・ 米科学アカデミーは「被ばくには、これ以下なら安全」と言える量はない:「被爆のリスクは低線量にいたるまで直線的に存在し続け、しきい値はない」という最新の報告書を発表しています : BEIR-VII (2005)


・ 法律で定められている、一般人の年間被曝限度(人工被曝;自然被曝は含まれない)は年1ミリシーベルト。


・ 神戸大学・山内知也教授 :「ガンマ線においては 0.16μSV/h が基準値となる。これは、法律で定められている年間1mSV(0.11μSV/h ※自然被ばくを含めると 0.16μSV/h)を基準としているが、 これには食品等による内部被ばくが考慮されていないため、可能な限り 0mSv(※ 自然被ばくを含めると 0.05μSV/h)に近づけなければならない」:
江東区に宛てた「学校校庭、幼稚園・保育園園庭、公園、グラウンド等における放射線量計測方法に関する緊急提言書」


・ 「政府の無策により内部被曝の危険性が高まっているから、外部被曝は0・11マイクロシーベルト/時が限度だと私は考えています。0・6を超えたらかなり危険だと考えたほうがいい」
元原子力安全委員会・武田邦彦教授(中部大学)


・ 原発で働く労働者等の、白血病の労災認定基準 (成人男性) は年間5ミリシーベルト


・ チェルノブイリ原発事故後、91年にウクライナ政府が独自に設けた「移住義務ゾーン」は、住民の被曝量が年間5ミリシーベルトを超えると想定される場所。住民の被曝量が、年間1ミリシーベルトを超えると想定される場所は「移住権利ゾーン」とされました:
京都大学原子力実験所・今中哲二 「ウクライナでの事故への法的取り組み」


・ 日本政府が、福島第一原発事故後に(3月17日)もうけた食品の「暫定」基準値(セシウムで1kgあたり500ベクレル)は、実効線量として年間5ミリシーベルトが基準。

 つまり現在の日本政府は、食品の「暫定基準値」を、成人男性の白血病の労災認定基準と、ウクライナの強制移住区域の基準と同じレベルに設定しているのです。「暫定基準値」を下回れば、1キロあたり499ベクレルでも流通させているのです。私には、そんな生活を国民に強いる国は到底理解出来ません。

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 山梨県の林で線量を計っている時に出会ったカエル君(松ぼっくりの上に愛らしく座っていました)。
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by kanzenhakkou | 2011-11-17 17:04 | Comments(0)

原発は、「経済的」でも「クリーン」でもない

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(8月27日に、古本カフェ・6次元で行われた、SAYONARA ATOMの「サヨナラ原発パーティー」の写真を交えながら)

 先月、日本政府は「原発の本当のコスト」の試算案をまとめました。
 今まで、電気事業連合会などは、原発のコストは1キロワット時あたり5円で、火力(9.9円)・水力(7.26円)に比べて一番安い発電法だと発表してきました。

 しかし、今回の再試算の結果、発電費用、実際のバックエンド費用(再処理・処分)、国から投入される立地費用と技術開発補助金などの費用を合計すると、1キロワット時あたり15〜17円で、一番高いという結果になりました(これは、賠償などのリスク費用などを加えなくてもこのコストです)。
 今まで、国の発表に含まれていなかったコストがたくさんあったのです。今回の福島第一原発事故の賠償費用などを足すと、20円以上になると言われています。

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 ※リンクしていた、電気新聞の記事が削除されていたので、記録をこちらに載せます(切り取り・記録しておいて良かったあ〜!)。画像をダブルクリックすると拡大されます。

立命館大学・大島堅一教授が、「原発の本当のコスト」を検証(テレビ東京)

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「原発をなくす」というと、それは「非現実的」なのではないかとか、「電気がなくなる」「経済が破綻」すると言う人たちがいます。

 しかし、本当にそうでしょうか?実際、燃料費のことを考慮しても、原発が一番発電コストが高いということが明らかになりました(火力発電に比べて約2倍)。逆に、原発を停めることによって「電気料金が下がる」と、一部の専門家は言っています。原発を続けることの方が、日本国民・経済にとって負担になっているのではないでしょうか?

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(パーティーを開催させて頂いた、カフェ・ギャラリー6次元さんの素敵な器とお料理)

 しかも、日本全国には、数多くの火力と水力発電所がありますが、その多くは現在使われずに停められています。現在は、原子力発電所が高い稼働率(約61%)で動かされている状態で、原発が日本の電力の約30%を発電しているということになっています。( ※ 福島第一原発の事故以後、多くの原発が点検に入っているので、原発の発電量は実際には更に少ないです)

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 京都大学・原子力実験所の小出裕章氏 「日本の発電設備の量と実績」(2008年度)
 グラフを見てわかる通り、発電所の設備量で見ると、原発を停めても、既存の火力と水力発電所で最大電力需要を賄えてしまう計算になります。

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 小出裕章氏:「過去の実績を調べてみれば、最大電力需要量が火力発電と水力発電の合計以上になったことすらほとんどありません」
 (※ 因みに、2003年にトラブル隠しで東電管内の原発17機全てが停止した時も、停電はありませんでした。)

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 化石燃料はいずれ枯渇しますが、原発の燃料であるウランは、化石燃料よりももっと早く枯渇することもわかっています。可採年数では: 石油42年、ウラン100年、石炭122年。天然ガスは、シェールガスなどの非在来型天然ガスを加えると250年です。

 「核燃料サイクル」も、何十年も失敗(事故)と先送りの繰り返しで、非現実的であることもわかってきました。

 再生可能エネルギーが発達するまでは(年々コストが安くなっています)、足りない分は化石燃料で補えば問題ないのではないでしょうか?

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 それ以前に、再び、福島第一原発で起こったような事故が日本の他の原発で起きれば、それこそ日本の終わりではないでしょうか?現在、日本は地震活動機に入っていて、いつまたどこで巨大地震が起きるかわかりません。

 福島県では、既に広大な土地が、200年以上も人が住めない状況になっています。東北・関東でも、チェルノブイリ事故後、避難範囲に入らず、多くの人が健康被害を受けた汚染レベルの場所が多く点在しています。一度、事故が起こると、このような事態になる原発をまだ「クリーン」と呼べるのでしょうか?

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 後、既に膨大にあり、無害化するまで10万年以上もかかると言われている高レベル放射性廃棄物を、僕たちの子供たち、そのまた子供たちの時代に残しては(増やしていけない)と思います。

 僕たちの世代が声を上げなければ、誰が変えるのでしょうか?「自分たちの世代さえ何となく楽しく生きられれば良い」と思っている人が多いように感じて、悲しくなる時があります。

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(渋谷でショッピング中に飛び入りで参加してくれた、おマセな中学生の女の子二人。「サヨナラ原発」横断幕を持って一緒に歩きました!)

 今年5月に、「脱原発」政策を打ち出したドイツでは、福島第一原発直後に各地で四十万人規模のデモが行われました。それが起こらなければ、メルケル政権も「脱原発」宣言・政策を打ち出すことはありませんでした。

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(可愛い横断幕を持つと、楽しくなるなあ〜)

 繰り返しになりますが、「デモ」は民主主義の基本です。欧米では、国民がデモで歩き意思表示をして、政治を変えてきました。国民が声を上げなければ、ズルズルとこの先も何も変わりません。
 少しでも、次の世代のことを想う気持ちがあれば、一人でも多くの人に声を上げて欲しいと、心から願います。
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by kanzenhakkou | 2011-09-29 21:12 | Comments(0)

「デモ」と「SAYONARA ATOM」と「川越"ご縁日"」

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 ブログ更新に間が空いてしまいました。ごめんなさい。
 7月23日。「7・23脱原発デモ@渋谷・原宿を実行するTwitter有志一同」によるデモがありました。

 デモ開始前に、TwitNoNukesクルー(脱原発デモを実行するツイッター有志)の集合写真! 渋谷「みやした公園」にて。
(左から)番長さん、キキさん、里子さん、杏奈さん、松浦さん、平野さん、SoRAさん、ミサさん、ちまさん。
 
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 デモの準備でワラワラ。「SAYONARA ATOM」チーム制作の横断幕もお披露目!

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 「サヨナラ原発」と書かれた横断幕。一つ一つの動物のぬいぐるみに意味(メッセージ)が込められています:汚染されてしまった食べ物、山々、川など。詳しくは→ こちら!

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 「SAYONARA ATOM」チームのキキさんちまさん哲平さん里子さん。みなさん、クリエイティブでとても素敵な人たちです!(チャーミング!)

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 「SAYONARA ATOM」は:『「脱原発」をわかりやすくたくさんの人の感性に訴えていくため」に集まったグループです』。

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 哲平さんとトシエさん(頭に付けた放射能ピーマンが素晴らしい!)。デモ直前、バッチリキマってます(笑)。(テンション上がってます)

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 初めてデモ開催のお手伝いをさせて頂きました。そして人生初めてトラメガ(メガホン)で、かけ声係をさせて頂きました。(大声で言いたいことが言えて気持ちよかったです!)
 デモ中は写真が撮れなかったので、カメラマンのMASAさんの素敵な写真を使わせて頂きました(「Kai-Wai 散策」より)。列を先導する「安心・安全な未来を子供たちにオーケストラ」のパーカッション隊(かっこいい!)

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 最前列は、SAYONARA ATOM チーム制作の横断幕!可愛さ・インパクト抜群!(フランスの原発情報サイトにも載りました)
平和的な脱原発ウォークにピッタリです。
 
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 デモ終了後。下北沢にある「SAYONARA ATOM」の秘密のアジトで打ち上げ!(温かい写真 By 野間さん

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 急な告知ですが、今週末の27日(土)、28日(日)は展示会&イベント!「SAYONARA ATOM」のさよなら原発パーティー!@荻窪6次元 があります。

●15:00〜22:00
●古本 ギャラリー カフェ 荻窪6次元
●入場料1500円 フリードリンク&軽食&げんぱつZINEセット付き!!
(ZINEは早い物勝ち1日60冊、2日で120冊限定!twitterで予約も可)
ZINE終了の場合グッズの300円分チケットが付きます。

ギャラリーで作品展示のほかグッズ販売などなどもりだくさん!
漫画やイラストでわかりやすく原発問題や放射能について描かれたZINEセットをプレゼントします。(120冊限定1日60冊予約可能)
ZINEを読みながらアトムメンバーと不安や疑問をお話しませんか?
ガイガーカウンターでいろんなものをはかってみようタイムもあり!
さらに会場のギャラリーカフェ6次元がSAYONARA ATOMアーティストチームによって更に異空間に?
ぜひお越し下さい。

27日・当日は、12:30から「脱原発デモを実行するツイッター有志」による次の脱原発デモが渋谷であります。こちらも是非!→ 詳しくはこちら

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 同じく27日(土)は、川越・氷川神社ココロマゴコロ研究所が開催される 「川越"ご縁日"」に参加させて頂くことになりました。普段は、主に動物をモチーフにした作品を作っていましたが、今回は「道具」をテーマにワイヤーで作った「道具類」、その他に古道具などを出店させて頂きます。是非遊びにいらしてください。


川越氷川神社“ご縁日”:
日時: 8月27日(土)
時間: 午前9:00~午後15:00 まで
場所: 川越氷川神社及び、川越氷川会館 にて(雨天の場合も開催いたします)

今年、川越氷川神社に「ココロマゴコロ研究所」という研究所が誕生いたします。

古くから良縁結びで親しまれてきた川越氷川神社と、これまでに数万組のご縁を結ぶお手伝いをさせていただいてきた氷川会館から、これまで以上にたくさんの人たちの「心、真心」の拠り所となるように、みなさまの明るい未来を創造する研究所として活動をスタートいたします。そこでこの度のあらたなココロマゴコロ研究所立ち上げにともなう催事として、またあらたな川越氷川神社、氷川会館のスタートとして、これまで、そしてこれからの、川越より皆様の「ご縁」を結ぶ「縁日」として
「川越氷川神社 “ご縁日”」の名のもと、縁日を開催いたします。

“ご縁日”は、川越氷川神社と参加いただく皆様の「ご縁」がきっかけとなって催される縁日です。地元川越からのご縁はもちろんのこと、川越氷川神社、ココロマゴコロ研究所からのご縁も合わせ、十数組の方々にお集まりいただきました。生活雑貨、服飾雑貨、アンティークの雑貨品などに加え、デザイナーが収集したガラス器の販売やかわいらしいこけしの販売、更にはプロのイラストレーターが手書きで描く似顔絵入りうちわの販売などなど、実にさまざまな出店が軒を連ねる他にはないユニークでバリエーションに富んだ縁日です。ハンバーガーやビール、アイスクリームなど、夏を満喫できる食べもの、飲み物も販売いたします。お子様からご年配の方までどなたでもお楽しみいただけます。ご家族やご友人をお誘い合わせのうえ、ぜひお越し下さい。

ご来場を心よりお待ちいたしております。
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by kanzenhakkou | 2011-08-23 22:07 | Comments(2)

汚染を「拡散」しないで!の巻

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 写真は、東北関東大震災から三ヶ月目の6月11日に世界中で開催された「脱原発デモ」(僕が参加したのは新宿)の時の物です。新宿だけでも参加者が2万人を超えていました。

 先週、とてもショッキングなニュースがありました。

 江東区にある汚泥処理施設「東部スラッジプラント」近くのグラウンドで、23万ベクレル/㎡という高濃度のセシウムが検出されました。

 これは、江東区内の保護者でつくる「NO!放射能『江東こども守る会』」が、神戸大学の山内知也教授(放射線計測学)に依頼をして行った独自の調査から明らかになりました。6月7日に行われた、都庁での記者会見は→こちら

 土壌調査はフランス政府にも認証されている放射能調査機関のアクロ(ACRO)にも依頼され、同じような結果が出ています。

 グラウンドで検出されたセシウム:230,000Bq/㎡は = 23Bq/㎠

 日本でいう「放射線管理区域」(4Bq/㎠を超える恐れのある場所)の基準の6倍の値です。

 「放射線管理区域」とは、「必要のある者以外の者を管理区域に立ち入らせてはならない」場所です。労働基準法でも、18才未満の者は放射線管理区域で労働することを禁じられています。

 このセシウム汚染の値は(Cs-134 + Cs-137の合計)です。
セシウム137のみの値は約11万6千ベクレル/㎡です。(山内知也教授による土壌調査の結果は→ こちら

 チェルノブイリ事故の際に旧ソ連が正式にに決めた「汚染地域」の基準の3万7千ベクレル/㎡をはるかに超えています。

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(脱原発デモには、いつも外国からの方も多く参加されています。特にドイツの方が多いです。日本のために・・・涙)

 山内教授:「下水を通じて集められた放射能が、汚泥 の処理工程を通じて再度大気環境中に放出される結果になっていることが指摘できる」。すなわち「ホットスポットが、今現在も「再生産」され続けていると見られる」

 京都大学原子力実験所の小出裕章氏は、「汚泥処理施設で焼却して処理しているのであれば、煙にのって放射性物質が大気中に出てきて、それが周辺に汚染を広げている」可能性があると仰っています。

 このことを考えると、4月に近畿大学の山崎秀夫氏の調査で、江東区亀戸で特に高い土壌汚染が検出されたことの説明がつきます。

 もしも、高濃度に濃縮された焼却灰が施設外に飛び散ったり、焼却工程で放射性物質が大気中に「再拡散」されているとすれば、とても恐ろしいことです。

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(デモ行進中に「プルト君」T-シャツを着た方を発見!!欲しい〜。ばっちりキマっているカップルさんをカシャリ。因に、93年に「日本原子力研究開発機構」が制作した、プルトニウムの「安全性」をPRしたアニメ:「プルトニウム物語 頼れる仲間プルト君」は→ こちら

 東京都内には、10カ所以上の汚泥焼却を行っている施設があります:

 東部スラッジセンター(江東区新砂)・葛西水再生センター(江戸川区臨海町)・みやぎ水再生センター(足立区宮城)・新河岸水再生センター(板橋区新河岸)・南部スラッジプラント(大田区城南町)・北多摩一号水再生センター(府中市小柳町)・南多摩水再生センター(稲城市大丸)・北多摩二号水再生センター(国立市泉)・浅川水再生センター(日野市石田)・多摩川上流水再生センター(昭島市宮沢)・八王子水再生センター(八王子小宮町)・青瀬水再生センター(青瀬下宿)

 
 山本洋子さんのご主人の牟礼さんに教えて頂いた情報:

 特に、葛西・新河岸・みやぎ・北多摩1号と2号・南部スラッジの周辺が要注意。
 
 東京都水道局ホームページの「下水処理における放射能等測定結果」を見ると、汚泥焼却灰のセシウム濃度が特に高いです。

 都や区は早急に、汚泥処理施設周辺・更には都内の広い範囲の土壌調査(そして情報公開を)を行うべきです。

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 (ばっちりキマったカップルさんの背中には、このようなメッセージ入り団扇が。確かに。)

 大田区の下水処理施設「南部スラッジプラント」の施設内では、毎時2.7マイクロシーベルト、最高で3.08マイクロシーベルトという高い放射線量が測定されています。これは、計画的避難区域に指定されている飯館村の現在の放射線量に匹敵する数値です。

(*福島第一原発事故が起きる以前の東京の放射線量は毎時0.05マイクロシーベルトです)

 小出裕章氏曰く、「管理区域にして管理するための手続きも必要なはず」と仰っています。施設の作業員の被曝環境もとても心配だと仰っていました。

 更に心配なことは、この汚泥がセメントとして再利用されることです。既に「基準値」を超えたセシウムを含む汚泥が混ざったセメントが15万トン以上出回っているそうです。

 そのセメントを使った建物や道路からは、長い年月放射線が放出されることになります。

 日本は既に、いつ・何処から「汚染」の影響を受けるかわからない状況になっています。

 小出先生は「これからは今までと違う世界に生きるしかないと思っていただくしかない」と仰っていました。

 風向き・降雨による「ホットスポット」だけではなく、「人為的」なホットスポットの出現は止めなければいけません。

 今日、もう一つニュースがありました:
 筑波大学による土壌調査で千葉県、茨城県の一部から4万ベクレル/㎡のセシウム137(放射線管理区域と同等のレベル)が検出されました。国や自治体は調査をしているのでしょうか?(公表していないだけでしょうか?)
 
 子供たちが泥だらけになって遊ぶ公園などでそのような土壌汚染があれば大変なことです(あってはならないこと)。適切な対策を取るためにも、ちゃんとした情報が必要です。

1日も早く正確な情報が公開されることを願います。
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by kanzenhakkou | 2011-06-15 02:49 | Comments(0)

大切な日本の国土とその汚染

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(文科省と米国エネルギー庁によって作成された汚染マップ

 今、私がとても気になって気になって仕方がないことをまとめて書いてしまいました。とても長くなってしまいました。(ごめんなさい)
 
 福島第一原発事故による土壌汚染の深刻さが報道されるようになりました。

 福島第一原発から北西に30キロ以上に渡る(面積で600㎢)という広範囲で、チェルノブイリ原発事故当時(旧ソ連)の「強制移住」基準の1平方メートルあたり148万ベクレルを超えています。

 汚染マップの赤い部分は300万~1470ベクレルという、「強制移住」レベルをはるかに上回る汚染地域です。90年にベラルーシ政府が「強制移住対象」とした基準の55万5千ベクレルの地域を含めると700㎢という広範囲になります。その外側も汚染地域は北関東まで広がります。

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(チェルノブイリの汚染地域との比較がしやすいので、こちらのブログから拝借してしまいました)

 土壌汚染の目安はセシウム137の蓄積量(Bq/㎡)が基準になります。このようなチェルノブイリ級の汚染の地域に未だに避難せず、暮らしている方がたくさんいることは本当に恐ろしいことです。(30万Bq/㎡以上の高汚染地帯に未だに7万人の人たちが住んでいます)

 それなのに、政府は避難指示を出すどころか、ICRPが定めた一般人の年間被曝限度が1ミリシーベルトであるところを、「計画的避難区域」の基準を年間積算量20ミリシーベルトとしました。

 文科省による、子供の校庭での野外活動の基準も20ミリシーベルトとなっていますが、これはとんでもない数値です。

 20ミリシーベルトとは、ドイツの原発労働者の年間被曝限度です。日本では、原発労働者で累積5.2ミリシーベルトを浴びて白血病の労災を認定されているので、いかに異常な値かがわかります。年間7ミリシーベルトで白血病を発病して亡くなった、原発労働者の母のドキュメントです。是非観てみてください(涙なしでは観られません)。

 米科学アカデミーは「被ばくには、これ以下なら安全」と言える量はない:「被爆のリスクは低線量にいたるまで直線的に存在し続け、しきい値はない」という最新の報告書を発表していますーBEIR-VII (2005)
詳しくは、京都大学原子力実験所の小出裕章先生の講演でも説明されています。

 土壌の汚染の話に戻りますが、深刻な土壌汚染は福島県、東北地方に留まりません。

 5月15日の朝日新聞朝刊で、近畿大学・環境解析学の山崎秀夫先生が首都圏の土壌汚染を測定した結果が発表されました。(5月27日の現代ビジネスでも取り上げられています)

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 土壌調査によると、東京都内の土壌でも高い汚染が確認されています。東京都内で検出されたセシウムの方が千葉県、茨城県よりも高いという結果が出ています(降雨によって落とされたホットスポットでしょうか?)。その中でも亀戸(1kgあたり3201ベクレル)は特に高い値です。

 山崎先生は、「福島第一原発が爆発する前はどの地点でもほぼ1kg当たり10ベクレル程度の低い数値でしたので、江東区亀戸の3201という数字を見ればいかに異常な状況かが分かります」と仰っています。

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<ここで公表されているセシウムの濃度(Bq/Kg)は、Cs-134とCs-137の合計です>

 チェルノブイリなどの土壌汚染は、セシウム137の蓄積量(Bq/㎡)が基準になっています。比較をしてみたかったので、山崎先生に直接メールをして、セシウム134とセシウム137の割合と、Bq/㎡への換算の仕方を教えて頂きました。

<山崎先生は、土壌の採取の際は土の表面1cmを削られているそうです。土の密度は1.3g/㎤としています>

 1平米=100cm×100cm×1cm(厚みの推定値)×1.3 (土の比重) =13,000(グラム)=13キログラム、ということで、13倍という計算。(例) 2,000Bq/Kgであれば、2,000 x 13 = で蓄積量は26,000Bq/㎡になります。

<そして、今回検出された値は、Cs-134とCs-137の割合はほぼ1:1だそうです> それを基に計算してみました:

東京都内の Cs-137の濃度(Bq/Kg):

千代田区二重橋前横 : 952
千代田区皇居東御苑天守閣跡:655.5
中央区築地:573.5
江東区亀戸:1,600.5

それを、Cs-137の蓄積量(Bq/㎡)に換算すると:

千代田区二重橋前横 : 12,376
千代田区皇居東御苑天守閣跡:8,521.5
中央区築地:7,455.5
江東区亀戸:20,806.5

東京都で一番高かった地域の亀戸は20,807Bq/㎡。
Ci/㎢(キュリー)に換算すると約0.56Ci/㎢です。
(1Ci/㎢ = 37,000Bq/㎡)

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 これはチェルノブイリ事故の際の、上の図よりももっと広い範囲の汚染図です(わかりいにくいですが、チェルノブイリから図の右上のエカテリンブルグ市までの距離2000kmです)。東京も濃いオレンジ色の0.2~1.0Ci/㎢の地域に入ってしまいます。

 実際に、チェルノブイリ原発事故の際に旧ソ連が正式に「汚染区域」と定めたのは1Ci/㎢(37,000Bq/㎡)以上の地域です。(1平方cmあたり3.7ベクレル以上)
 
 これは、日本の法令で定めた「放射線管理区域」:「1平方㎝当り4ベクレルを越える汚染の「恐れのある」場所」に近い値です。

 前回のブログにも書いた、GEの原子力事業部に所属し、プラントの設計などの業務に従事していた経歴があるIACの上級原子力コンサルタント・佐藤暁氏は、4月中旬の時点で:

「足立区内の東綾瀬公園にある雨で濡れた木製のベンチ上で測定をしたところ、1平方cmあたり3Bqの汚染が確認された」と、4月27日 (水)衆議院・決算行政監視委員会で発表されています(3Bq/㎠ = 30,000Bq/㎡ = 0.8Ci/㎢ )。記事は→ こちら

 そして、「3Bqという数値は、その後、減っておらず、今後2~3年は同程度で推移すると思います。今回調査したのは足立区内の公園だけでしたが、場所によっては4Bqを超える公園があっても不思議ではありません」と仰っています。記事は→ こちら



 山崎先生が土を採取された日も4月中旬頃だということを考えると、今後も雨によって運ばれた放射性物質が増加している可能性も考えられます。山崎先生は、セシウムは「土壌に吸着すると、雨が降ったくらいでは流されずに強く沈着します。土砂降りで泥そのものが流されない限り、いつまでも(セシウム137の半減期は約30年)そこに留まるのです」と追記しています。

 1~3号機が全てメルトダウンしていて、格納容器も破損していることを考えると、放射性物質の放出は現在進行形です。元東芝の格納容器設計技術者の後藤政志さん曰く、3号機の場合は「格納容器内の圧力は、ほとんど大気と同等(約1気圧)ですから、溶融した燃料から出ている放射性物質はそのままツーツーで外気に放出されている」と仰っています→ こちら



 チェルノブイリ事故から10年後に制作された、NHKスペシャル「終わりなき人体汚染:チェルノブイリ原発事故から10年」(1996年)では、「低汚染地域」でガン・白血病など健康被害が増大してきた事実に焦点が当てられています。そこで、原発から200Km離れていて、政府によって「人体に影響はない」とされてきた、ベラルーシ・ポレーシア地方のゼルジンスク村が取り上げられています。
 
 驚く事に、そこでは村の住民の体内被曝レベルが高濃度汚染地帯の住民とあまり変わらないほど高いレベルであったという事実が発覚しました。この村の住民は自給自足的農業を営んでいるため、高濃度の汚染地帯の食品は食べていませんでした。それは「低濃度汚染」の地域とされてきた土地でも、土→草→牛→乳製品→人体といったサイクルの中で放射性セシウム(セシウム137は300年ほど放射線を出し続ける物質)が濃縮されていったからだと考えられています。

 ゼルジンスク村の、事故から10年後に計った土壌のセシウム137の濃度は1,068Bq/kgでした。それに比べて、そこで育った牧草では15,544Bq/kgとなんと15倍。

 「低濃度汚染」と分類され、政府によって「健康被害の心配はない」と言われた地域でも生活習慣、摂取制限が行われなかったことによって、多くの健康被害が起こりました。

 チェルノブイリ事故後、ロシア科学アカデミーのアレクセイ・ヤブロコフ氏他、現地で調査をした医者・疫学者たちの調査によると、チェルノブイリ原発事故では、事故が起きた1986年から2004年までの間に、事故による影響(癌や心臓病 脳障害 甲状腺ガンなど)で100万人近くが亡くなったとしています。死者数はさらに増え続けています。

 ですが、国際原子力機関のIAEAのホームページを見ますとチェルノブイリの死者数は計4千人と出ています。IAEAは多くの健康被害に関して「放射線の影響との関連性が認められない」と、原子力推進機関であるが故に多大なる過小評価をしたのです。原子力ラッシュの時代に、深刻な「健康被害」は、とても都合の悪い話だったのです。



(広河隆一さんがチェルノブイリ周辺の子供達の身体に何が起こったのかを取材されたドキュメンタリ−です。一人でも多くの人に観て頂きたいです)

 放射線の健康へのリスクは、単純に放射線量だけでは説明が出来ません。チェルノブイリ事故の放射能放出でスウェーデン北部が汚染された際、学者のマーチン・トンデルが114万人を対象にした8年にわたる疫学調査を行い、セシウム137の土壌汚染とがん発症率の関係を調べました。その結果、100KBq/㎡(=100,000Bq/㎡)の汚染あたり、11%増の有意なガンの増加率が検出されました (Tondel et al 2004)→ こちらこちら

 現在、日本政府が採用しているとされるICRPの基準は、主に外部放射線量のリスクを基準にしていて、最も危険とされる「内部被曝」(分子・細胞レベルでのリスク)が考慮されていない、と欧州放射線リスク欧州委員会(ECRR)は批判しています→ こちら

 琉球大学名誉教授・矢ケ崎克馬氏による「内部被曝」についてのとてもわかりやすい説明です→ こちら(是非読んでみてください)。矢ケ崎先生の講演は→こちら
 
 土壌が汚染されれば、放射性物質が沈着した土や埃が舞う際に吸い込んだり、水や食べ物に含まれる放射性物質を取り込むことによって、知らないうちに「内部被曝」していきます。

 欧州放射線リスク委員会(ECRR)のクリス・バスビー教授は「日本の文部科学省の公式データに基づき、福島第一原発事故による土地の放射能汚染がもたらす健康への影響を分析し、今後50年間で、同原発から半径200キロメートル圏内では約40万人のがん患者が追加的に生じる可能性がある」と予測されています。(今後、同じ場所に留まった場合)
 
 これは共同通信の英語版では報道されていますが、「沖縄タイムズ」を除き他の日本のマスメディアからは無視されました。日本語訳をしてくださっている方がいました→ こちら

 ロシア科学アカデミーの評議員で、ゴルバチョフ大統領のアドバイザーであったアレクセイ・ヤブロコフ博士は、チェルノブイリでの経験からこのようなメッセージを伝えています:

「もしあなたが(放射線による)『直ちに害はない』という言葉を聞いたなら、出来る限り遠くに、出来るだけ早く逃げるべきだ」

 突然の私の質問に対して、ご親切に教えてくださった近畿大の山崎先生、どうもありがとうございました。
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by kanzenhakkou | 2011-06-03 01:40 | Comments(2)

今、伝えたい事

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 (今回の写真は、文脈とは関係なく登場します。5月7日、脱原発デモを盛り上げるパーカッション隊、代々木公園にて)


 先日、東京電力の記者会見で驚くべきやりとりがありました。
5月6日に、文部科学省と米国DEOによる航空モニタリングの結果が発表されました(それも、全国が管首相の浜岡原発停止要請に注目している夜に)
その図が表していたのは、広範囲に渡って、福島県の土壌汚染がチェルノブイリをはるかに上回っている事実でした → こちら

 当日の東電会見で、NHKの石川解説委員は、「本当に驚くべき数値なので、僕は本当に驚いているんですけれども・・・」と発言し、統合本部に数値が正しいか聞き直す場面がありました。それに対し、安全委の答えは「間違っていないと思います・・・」。居並ぶ東電、保安員、文科省も皆なんとも言えない表情でした(空中を見つめている人も)。
会見の様子 は → こちら

 チェルノブイリ事故の際の「強制避難」区域は、セシウム137の蓄積量が148万ベクレル/㎡ 以上の地域。今回福島県北西30キロ以上に渡る最も高い土壌汚染地域は300万ベクレル〜1470万ベクレル/㎡。

 実は、先月読んでいた京都新聞の記事で、京都大学原子力実験所の今中哲二助教が、3月20日の時点で原発から約40キロに位置する飯館村の土壌汚染は、チェルノブイリでの強制移住対象になったレベルの2倍は超えていると仰っていました → こちら

 私は衝撃を受けました。その記事をTwitterやfacebookなどで回していたのですが、その話しはテレビや他の新聞などで報道されることはありませんでした。

 この発表があった後でも、避難範囲は広げられていません。
専門家によると、福島県に残った人たちは既にかなり被曝しているそうです。1日も早く(特に子供、妊婦さん)を避難させなければいけません。


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(カメラマンのケイコさん(左)とシンガーソングライターのSoRAさん。)


 原発事故による放射能汚染は東北、北関東に限らず、首都圏にも飛散しています。4月27日 (水)衆議院インターネット審議中継・決算行政監視委員会では、村上誠一郎衆議院議員とIAC佐藤参考人の間で、東京の放射能汚染は「管理区域同等レベル」という驚くべきやりとりもありました→ こちら

 京大原子力実験所の小出裕章氏も、3月15日の爆発で飛散した放射能で、東京の人達も知らないうちに高い値で被曝していたと仰っています→ こちら

 先月末にもう一つ、驚いた事実がありました。毎日、ニュースなどで全国の放射線量のモニタリングが発表されています。しかし、ほぼ全国のモニタリングポストは地上から18m〜20mで計測されています→ こちら (A6を参照)

 放射性物質は降下するので、地面に近づけば近づくほど、放射線量は高くなります(特に吹き溜りなどは高いです)。個人で計測されている方の(Twitterでの孫さんの仰っていた数値も)値が、政府発表している数値よりも高いので不思議に思っていたのですが、それでやっと納得が行きました。

 政府が発表している東京での外部線量で大体、毎時0.07マイクロシーベルトですが、個人の測定は大体0.12〜0.2マイクロシーベルト毎時です。発表されている数値よりも2倍以上高いことになります。
 (追記: 近畿大学原子力研究所講師の若林源一郎氏が中心となって開設された、 「放射線・原子力教育関係者有志による全国環境放射線モニタリング」調査 によると、都内で特に放射線量が高いホットスポットが検出されています。同じ都内でも、浄水場のある葛飾区金町では0・359μSv/hと「調査結果」の5倍以上の数値が計測されています。文京区本郷も0・140μSv/hとやはり2倍の高い結果となっています。)

 場所によっては、法律で定められている年間1mSv(0.11μSV/h ※自然被ばくを含めると 0.16μSV/h) を超えている場所があります。[*福島第一原発の事故が起きる以前の東京の放射線量(自然被曝)は0.05μSv/h]

 それも「内部被曝」は考慮されていません。
 通常、外からの被曝は、放射線が身体を通り過ぎるだけですが、放射性物質を含んだ水、食べ物、空気を体内に入れると、たまった放射性物質が至近距離から放射線を発し続ける、細胞、遺伝子を傷つけることになります。「内部被曝」についての小出先生の講演は → こちら


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 (目立つ看板を背中に背負って歩いている女性がいました。二日後、浜岡原発全機の停止が決定。良かったですね。)

 更に、その前の週には、原子力安全委員会の小原規制課長の爆弾発言もありました。鳩山前首相の「どれだけ放出されているか」という質問に「一日あたり、100兆べクレル」とぽろり。会場が騒然としました → こちら

録画URLの 00:53:45 と 01:09:40 あたりから。
その後、小原課長が伝えた正確な数値は「153兆7120億べクレル」(これまでの発表では、一時間あたり1テラベクレル、即ち1兆べクレル。一日では24兆べクレルと発表していました)。
 今も福島原発の状況は予断を許さない状況です。天文学的数字で、聴いている方は頭が麻痺してしまいそうですが、恐ろしいのは、放射性物質の放出は、今も現在進行形ということです。

 もう一つ。国内ではずっと、1・3・4号機は「水素爆発」という報道がされていますが、海外では「3号機は核爆発の可能性がある」という報道がされています(日本のテレビでは放映されていませんが、3号機爆発の映像がすごいです)

 3号機はプルトニウムを含むMOX燃料を使用しているので、高温でプルトニウムやウランが揮発して広く飛散している可能性も高いそうです(米・原発技術者、元ウェスティングハウスの執行役員アーノルド・ガンダーセン氏の見解)→ こちら

「東電の重大な事実の隠蔽、国の退避勧告の遅れ、子供の非人道的な被曝許容量の設定に憤り」ガンダーセン氏談。日本語字幕付き → こちら

 放射線リスク欧州委員会(ECRR)のクリス・バスビー教授も「3号機は、プルトニウムを含むMOX燃料プールでの核爆発」ではないかと3号機爆発映像を分析しています → こちら

 元GEの福島第一原発設計者の菊地洋一さんも、「3号機だけが熱で(建屋上部の鉄骨が)グニャグニャに曲がっているでしょう。アメ状に折れ曲がっている。これは、明らかに水素爆発ではありません。何らかの理由で鉄骨を溶かす800度以上の超高熱にさらされ、鉄骨の骨組みが溶けた。水素爆発では、ここまでの事態にはならない。何かもっと重大な事態が起き、それがいまだに報告されていない」との見解を示されています → こちら

 もしも、3号機の爆発が本当に、燃料プールの爆発であれば、プルトニウム、ウランなどの危険な物質も爆発の高温で揮発し、広範囲に飛散している可能性があります。なので、東北、関東県にいる方には絶対にマスクをして欲しいと思います(埃などに付着した放射性物質を取るのに効果的です。湿ったガーゼを入れたり、二重にすると尚良いです)

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「管さん全部!!!」(全国の原発停止を訴える着物の女性)


 現在、福島県、北関東の出荷制限がかかっていた野菜や牛乳なども、制限が解除されて出回り始めています。(それも基準は、3月17日以降に大幅に引き上げられた基準値です)→ こちら

 先日、グリンピースが、福島市、郡山市、南相馬市の農家の野菜や、福島市内のスーパーの野菜を測定した結果、基準値を上回る放射線量を検出しました。野菜は1キロ当たり16000ベクレルから150000ベクレルという驚くべき値でした → こちら

牛乳の安全性をアピールする方々は → こちら

3月17日以降の日本の水道水の基準値も大幅に緩和されています(緊急時という名のもとに)
現在の大人の基準値はヨウ素(I-131)で、大人は300ベクレル/L、乳幼児は100ベクレル/Lです。

3/17以前の日本の基準値は:

ヨウ素 I-131 10ベクレル(Bq/L) 
セシウムCs-137 10ベクレル(Bq/L )
こちら
(203-204ページ、表9-3参照)

世界基準(ヨウ素 Iー131)と比較するとこのような値です。「唖然」としか言えません。

WHO基準        10ベクレル(Bq/L)

ドイツガス水道協会   0.5ベクレル(Bq/L)

アメリカの法令基準  0.1ベクレル(Bq/L)


 現在の日本では、人命よりも、経済・産業が最優先され、政府・電力会社・マスメディアが一体となって、多くの事実が隠され、放射能被害が過小評価されています。
 チェルノブイリ原発事故の際も、IAEA、WHOが一体となって住民の放射能被害の過小評価に回った歴史があります(人類はチェルノブイリ原発の事故から何も学んでいません)。

 そんな社会・状況下に生きている私たちは、やはり「自分の身は自分で守る」しかないと思います。

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(行く先々でデモを応援してくださっている人たち)


「もはや日本国民に残された選択肢は、自分自身の身は自分で守ること以外に残されていない。」 上杉隆・フリージャーナリスト

ECRR(放射線リスク防護欧州委員会)のクリス・バスビー教授は、「日本政府は、原子力産業を守るために、放射能の健康への影響を過小評価している」; Criminally irresponsible(犯罪的無責任)と言っています → こちら

 原発事故以来、我が家は換気もせず、洗濯物も家干ししています。外食も、原料をちゃんと選んでいるお店以外、ほとんどしていません。
 美しく豊な食文化がある日本で、このような状況になってしまったことがとても悲しいです。でも、今は個人の判断で自分の身を守るしかなく、草の根的に大切な人に伝えて行くしかないのだと思っています。

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 こんな日々を過ごす中、先日家族に誕生日を祝ってもらいました。私の誕生日はなんと、日にちがチェルノブイリ原発事故と同じ日です。
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by kanzenhakkou | 2011-05-11 01:27 | Comments(13)

「おいらが好きな海を汚すな!」

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 先日、GAIA代表の清水さんが、宮城県の「よっちゃん農場」と、福島県の被災地に物資を届けるために出発されました。出発の夜。ガイアが親しくされている生産者さんから提供された物資がお店の前に山積みに。

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 自然食品の「ムソー」さんから、被災地の方のためにプレゼントされた、たくさんの食料品!

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 簡単に温めて食べられる「赤味噌鍋の素」や、太ももの会の「玄米粥」、干し芋など。

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 PLAIN PEOPLEスタッフからの「よっちゃん農場」への義援金と、メッセージの色紙も届けて頂くことになりました!
ガイガーカウンターを持って出発された被災地から無事戻られたとご連絡がありました。その時のレポートは→こちら

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 これは、4月10日に、ガイアさんのご協力を得て開催した、映画「根ノ国」の上映会と、哲学者の内山節さん、映画プロデューサーの菊地文代さんによる座談会の様子です。
 内山さんによる「3.11の原発震災以降、どう生きるか」というお話の後、いらして頂いた皆様と一緒に美味しいご飯、お酒を頂きながら、座談会はなんと7時間も続きました。

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 先週末、代々木公園から出発して渋谷を歩く「エネルギーシフトパレード」に参加してきました!
 あまりに大勢の人が集まったので、列を10個のグループに分け、パレードすることに。私達の前のグループ4の行進直前の様子。手に手に菜の花を持つ皆さん、スタンバイ中。

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 私達、総勢8名。放射能マークが目立つのか、カメラマンがたくさん集まってしまいました。

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 この日の夜に、ドイツのSpiegelのニュースに登場した石田さん。目立つこと目立つこと。

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 モリヤマ・ケイコさん(左)、父(右)。

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 「おいらが好きな海を汚すな!」とわんちゃんたちも可愛く抗議。

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 素晴らしいお天気。音楽が鳴り響くパレード。確実に動きは大きくなって来ています。
ソフトバンクの孫正義さん、福島第一原発設計者の菊地洋一さん河野太郎さんが全員、共通して仰っていることは、最終的に一番強いのは「国民が行動を起こして国を動かすこと」。

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 さて最後に。宮城に無事物資を届けてくださったガイアの清水さんが「よっちゃん農場」の高橋ご夫妻を写してくださった写真。PLAIN PEOPLEからの色紙やメッセージを手に、眩しい笑顔の高橋ご夫婦!
(清水さん、あまりに素敵なので、ブログから勝手に写真を拝借してしまいました)
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by kanzenhakkou | 2011-04-29 23:46 | Comments(4)

家の花見と「社会は僕たちが作るもの」

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 家の菜の花(ハクサイ)は48センチにもなりました。今の我が家の希望です。

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  私は、日本はとても成熟した国だとずっと思っていました。ところが最近、大企業(電力会社)とマスメディアとの癒着・報道規制に驚かされる毎日で、それを疑わず信じてしまう日本人の危機感の少なさにも「危機」を感じてしまう今日この頃です。
 
 東京電力本社の前で連日のように行われるデモは海外メディアにばかり取り上げられて、国内のテレビでは一切報道されない異常さ。

 デモは民主主義の基礎。国民が動かなければ政府・社会は一生変りません。欧米ではデモは「意思表示」として当たり前の誇り貴き行為です。たくさんの人が声を一つにすれば、国をも動かす大きな力になります。中東諸国で起った「ジャスミン革命」が正にその一例です。

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 今回の原発事故ではっきりわかったことは、地震大国の日本には原発は向いていないこと。そして、今の人間には原発事故で発生する放射能汚染は制御出来ないこと。更に、原発から生まれる危険極まりない放射性廃棄物を無害化する技術も確立されていないこと。
 プルトニウムの半減期は2万4千年、その頃まだ日本はあるのだろうか? 捨てられない放射性廃棄物を2万年以上も子孫たちに押し付けるのでしょうか?汚染してしまった大気、大地、海に対して申し訳ない気持ちで一杯です。

 今、日本が進化する絶好のチャンス。3・11を心に刻んで生まれ変われる日本でありたいと願う日々です。

 現在、テレビでは語られない大事な情報や事実は、圧力に屈しないフリージャーナリストの方々がustreamなどのインターネット上のサイトで報道しています。そちらを観る方が真実に触れられますのでお勧めです。私も出来る限り自分のTwitterで情報を流しているので、興味のある方はチェックしてみてください。
 
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by kanzenhakkou | 2011-04-06 03:47 | Comments(3)

菜の花と脱原発なう

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 先日、山本洋子さんが野菜と一緒に送ってくださった白菜のブーケ。あっという間に伸びるのびる。
 愛らしい菜の花を咲かせて、良い香りを漂わせています。テーブルの上が春になりました。それにしてもすごい存在感、完全なワンマンショーです。

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 この前の日曜日、銀座で脱原発デモに参加してきました。20人で申請されていたデモが1200人になりました。数寄屋橋から東電本社ビル前を通り、霞ヶ関方面へのルートでした。
 海外のメディアがたくさん取材に来ていました。BBCのニュースにはすぐに取り上げられていましたが、日本のテレビには全く登場しませんでした。不思議。

 ドイツでは福島原発事故の後、反原発デモが既に何度かありました。26日にはベルリン、ハンブルグなど4都市で25万人規模のデモがありました。当事国の日本、人数少ない・・・

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 16日に帰国した母も参加しました(笑)
私が母のお腹に居た頃、チェルノブイリ原発事故の影響を受け、ミラノの食材店の牛乳、生野菜は全て廃棄されたそうです。しばらくは冷凍食品の野菜を食べ続ける生活が続いたようです。ヨーロッパはチェルノブイリの汚染被害を経験しているので、原発問題にはとても敏感です。海外と日本のメディアの温度差の違いには驚かされます。

 デモの後、田中優さん(人道的な活動を幅広くされている方です)の講演会を聴きに行きました。原発以外にたくさんの自然エネルギーの研究が日本でもされていることを知り、これからの日本に希望が持てました。海上に浮かぶカーボンファイバーの風力発電。波にちゃぽちゃぽ揺られながら自動的に発電してしまう波力発電。何と太陽光発電よりパワーがあり、波がある限り発電し続けます。日本の国土は、海を入れると12倍。海を使わない手はありませんね。日本は自然エネルギーをフル活動させれば、エネルギーの輸出国にもなれるそうです。未来が楽しみです。
→田中優さんが最近大阪で行った講演
今のどんなテレビのニュースを観るよりも分かりやすく、ためになる面白いお話です。是非皆さんにも観て頂きたく、またまわりの人にも伝えて頂きたいです。

 山本洋子さんのご主人の牟礼さんが「今まで原発の電気の恩恵を受けて来たけれど、今までありがとう。日本はこれで原発を卒業します」とおっしゃっていました。本当にその通りだと思います。

 それにしても、今一番気になるのは、福島原発から半径30キロ以内に居る人たちに、政府が強制退去を指示していないことです。一刻を争うのことなのに、何を決めかねているのでしょうか。ビジネスが人命より価値があることなのだとしたらおぞましいことです。
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by kanzenhakkou | 2011-03-31 02:14 | Comments(2)