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毎日、完全醗酵(して生きたい日記)

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今日の晩酌

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「日置桜 生もと純米(きもとじゅんまい)」(18BY)
精米歩合:70% 日本酒度:+12 酸度:1.95
無濾過無調整原酒

最近お気に入りのお酒です!
日置桜(ひおきざくら)。
鳥取県の力強いお酒を作る蔵元です。(山根酒造)
日本酒度は+12とキレているけれど、そんなに辛く感じず、穏やかなお米の旨味がホッとします。(ほぼ2年熟成だからでしょうか?ー18BY)。「BY」とは醸造年度のことで、日本酒のラベルによく書いてあります(Brewing Year)。(例えば:平成20年に醸造されていれば「20BY」)
旨味はあるのにキレがとても良く、まったりとした甘さが口に残りません。

 日置桜のお酒は、新酒はよく渋いと言われますが、熟成することによってとても深い味わいになるお酒です。お燗にするととてもおいしいです!お燗は高めの温度まで上げてから、少し冷めてきたくらいになるとすごくまろやかになります(燗冷まし)。
ちゃんとした純米酒は温度を高くしても崩れません!

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*「日本酒度」とは、日本酒の甘辛を表す数値で、マイナス(ー)に行くほど甘く、プラス(+)に行くほど辛いと言われています。でも数値だけでは必ずしも味は判断できず、他の酸度やアミノ酸度などとのバランスによって全く感じ方が違います。今の平均日本酒度は+3くらいです。


 「純米」とは、お米、麹、水だけで造られている日本酒のこと。今、多くの日本酒は、「醸造アルコール」(サトウキビなどの絞りかすを発酵させて蒸留した95%エチルアルコールのこと)というものを添加しています。(「本醸造」や「普通酒」と書かれているものなど)。
 「生もと」(きもと)とは、江戸時代に確立された日本酒の製造方法で、最近はまた生もと造りでお酒を作る蔵元が少しづつ増えてきています。現在作られている日本酒のほとんどは、「速醸」という方法で作られています。(詳しくはまた後日)

 最近、ますます日本酒はお燗にするためにあるものなのではないかと勝手に思っています(極論でごめんなさい)。ちゃんとした純米酒は、ひと手間かける(温める)だけでとてもおいしくなるので、お燗にしないことはすごくもったいないことだと思えてしまいます。温めることで、常温では感じられなかった旨味や深い味わいがじゅわ〜と出て来て、優しく胃に流れていきます。とても幸せになります。まだ若くて渋いお酒も、お燗(特に燗冷まし)にすることでとてもまろやかになります。アルコール添加をしたお酒はまた別のようです。
  ちゃんと造っている蔵元さんも皆、お燗にして飲んでいます。昔の文献や、江戸時代に来日した外人の日記などでも、日本のお酒は温めて飲まれていたものと書かれています。
たまに冷やした食前酒や発砲濁り酒もおいしいですが、温めることは日本酒(純米酒)の美味しさを一番引き出す飲み方ではないかと思います。日本酒を飲む際は、是非ひと手間かけてみてみてください!





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by kanzenhakkou | 2009-06-28 02:28 | 純米酒 | Comments(0)
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