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毎日、完全醗酵(して生きたい日記)

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平安時代の雑器

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平安時代の雑器(10〜11世紀)

灰釉陶器の段皿。
愛知県の猿投窯を中心に東海地方で生産された、植物灰を原料とした灰釉を施した陶器。
生産当初は宮廷や寺院などで使われていましたが、10世紀後半以降は全国に輸出されて一般民衆の日用雑器として広まります。
皿の内面あるいは内外両面に段がある段皿は、本来「しっし」と呼ばれる碗の受け皿であったと考えられています。
平安時代の灰釉陶器の特徴はろくろのシャープなひきですが、平安時代末期になると、東海地方の灰釉陶窯はいっせいに施釉を放棄し、庶民の日常雑器は無釉の器「山茶碗」へと変わっていき、形は粗雑化していきます。鎌倉時代になると高台も簡略化されて、やがてなくなっていきます。
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by kanzenhakkou | 2015-12-11 00:10 | 古いもの | Comments(0)
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